診療科・部門

救急科

治療方針

専門領域

 当科は、救命救急のスペシャリストですが、その専門領域は一言で言えば、”Shock&Trauma”です。
 心肺停止(CPA)の他、原因不詳のショックや意識障害、損傷部位や損傷程度の不明な重症外傷では、診断確定を持たずに迅速な蘇生や救急治療が求められます。
 当科では、このような重症救急患者様に対し、診療各科と連携・協力して高度なチーム医療を展開し、初期治療のみならず、入院後の集中治療を行っています。
 また、地域の実績に即し、既存の診療科に振り分けることが困難な救急患者様や、複数診療科にまたがる急患患者様の診療も担当しています。
  ・CPA(心肺停止)
  ・多発外傷
  ・重症熱傷(気道熱傷を含む)
  ・複数診療科にまたがる重症救急疾患
  ・既存の診療科に振り分け困難な救急疾患

診療体制

 平日日中:ER体制 救急科専門医による救急初期診療。
             各診療科と連携して専門的な救急治療を行っています。
             また、集中治療室と連携して迅速な集中治療を可能にします。

ヘリコプター搬送

 外来管理棟新設に併せて整備を進めていました敷地内ヘリポートが完成し、昨年(平成25年)11月より運用を開始しました。
主に、大分大学高度救命救急センターと連携し、大分県ドクターヘリ(大分大学医学付属病院を基地病として、平成23年10月運航開始)による重症救急患者様の受け入れを行っています。
 当院では治療が困難な救急患者様の他院の運送にも活用している他、大災害時には、ヘリコプターを用いた広域運送拠点としての運用も期待されています。

災害医療

 国立病院機構東日本大震災被災地医療支援活動(平成23年4月3〜8日 宮城県旦理郡山元町)
当院から日本DMAT隊員を中心に5名(医師1名、看護師2名、薬剤師1名、MSW1名)が参加。のべ124名の診療に当たりました。
 大分DMAT指定病院として、各種の災害訓練にも参加してます。

メディカルコントロール

 救急医療は救急現場から始まります。病院到着までの病院前救護(プレホスビタルケア)は、救急医療を支える重要な柱と言えます。当科では、地域の消防や救急救命九州研修所と連携して、病院実習(平成26年は2名)や症例検討会(平成26年は1回)などのメディカルコントロール活動にも力を入れています。

院内救急

 MET(Emergency Medical Team)として院内急変時に迅速に対応し、蘇生・救急処置を行うとともに、院内急変対応能力向上とRRS(Rapid Response System)構築に向けて、院内研修(患者急変対応シミュレーション教育、BLS研修、ICLS研修、M&Mカンファレンス)を行っています。