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倫理委員会

平成25年度 第5回委員会審議平成25年1月30日

申請者 眼科医師 神田 愛子
2012−013
ぶどう膜炎における疾患感受性遺伝子の検索
申請の概要
医療行為及び医学研究の目的
・1)研究要旨
 ベーチェット病などのぶどう膜炎の発症は、IL23R/ILRB2、IL10遺伝子などと関係がある可能性が指摘されており、他にも重症度や治療薬に用いられる副腎皮質ステロイドの効果が遺伝子的差異と関連している可能性が考えられている。しかし、ぶどう膜炎に関する日本人の詳細な遺伝子研究はまだされていない。そのため、本研究はぶどう膜炎における疾患感受性遺伝子を検索することで、ぶどう膜炎の発症、重症度、治療効果と遺伝子との関連を検証することを目的としている。
判定 承認 本報告は全員一致で承認された。
  
申請者 眼科医師 神田 愛子
2012−014
緑内障における疾患感受性遺伝子の検索
申請の概要
医療行為及び医学研究の目的
・1)研究要旨
 緑内障の発症や治療薬に用いられるプロスタグランジン眼圧下降薬の効果、病型(解放隅角緑内障・正常眼圧緑内障・落屑緑内障・発達緑内障・ステロイド緑内障)などの個人差は、OPTN遺伝子・WDR36遺伝子等と関係がある可能性が指摘されている。しかし、緑内障に関する日本人での詳細な遺伝子研究はまだなされていない。本研究は緑内障の発症、病型、治療効果と遺伝子との関連を検証することを目的とする。
判定 承認 本報告は全員一致で承認された。
申請者 眼科医師 神田 愛子
2012−015
落屑症候群の遺伝子的背景に関するゲノムワイド関連解析研究
申請の概要
医療行為及び医学研究の目的
・1)研究要旨
 眼科疾患の発症や治療薬の効果などの個人差に、遺伝子の影響がある可能性が指摘されている。大分大学医学部眼科学講座では緑内障・ぶどう膜炎・眼内増殖性疾患の遺伝子研究が開始されている。遺伝子研究には対象患者が必要である。今回、緑内障・ぶどう膜炎・眼内増殖性疾患を有さない者の血液を用いて各疾患の遺伝子解析を行う。
判定 承認 本報告は全員一致で承認された。
申請者 眼科医師 神田 愛子
2013−016
眼科疾患における疾患感受性遺伝子の検索
申請の概要
医療行為及び医学研究の目的
・1)研究要旨
 緑内障は世界で6600万人の患者を数え、失明の主要原因に挙げられている。落屑症候群(XFS;exfoliation syndrome)の20%に落屑緑内障(XFG;exfoliation glaucoma)を発症する。落屑緑内障は治療に抵抗し、進行が早い。日本では50歳以上の3.4%に認められ、高齢になるに従ってXFS及びXFGの有病率は増加する。日本においては有病率が高い疾患であり、眼科臨床において大きな問題となっている。XFS及びXFGに関連する遺伝子としてlysyl oxidase like-1 protein(LOXL1)遺伝子異常が報告されているが、人種によってリスクアレルに差が見られる。また、落屑異常がLOXL1異常のみでは説明できない点も残っており、現在までの遺伝学的知見のみでは発症メカニズムを説明するには不十分である。XFS及びXFGに関係する遺伝子の研究は落屑症候群のより正確な診断と予後予測が可能になり、早期に治療を開始すれば無自覚のうちに視野欠損の進行を防止できると考えられる。現時点では落屑症候群、落屑緑内障を早期に確実に診断できる検査が乏しいため、本研究は重要な意義がある。XFS及びXFGの原因遺伝子および遺伝子座をゲノムワイド関連解析法を用いてコホート研究にて決定することを目的としている。
判定 承認 本報告は全員一致で承認された。
申請者 産婦人科部長 角沖 久夫
2013−018
日本産婦人科学会周産期登録
申請の概要
医療行為及び医学研究の目的
・1)研究要旨
 日本産婦人科学会が全国の周産期センター等を中心とした分娩症例の登録を行っており、そのデータベースは日本の分娩の約10%、周産期死亡の約30%を包含し、全出産児の周産期情報としては唯一最大のデータベースであり、これに参加し、登録する事によって、周産期学の発展に寄与すると思われる。別紙のごとく学会からの公的申請もなされており、当院でも周産期医療に貢献する目的で申請する。
判定 承認 本報告は全員一致で承認された。