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倫理委員会

平成20年度 第2回委員会審議平成20年7月4日

申請者 整形外科 医長 別府 達也
2008−003
「関節リウマチ滑膜におけるIgD陽性メモリーB細胞の解析」
申請の概要
医療行為及び医学研究の目的
関節リウマチ滑膜内には種々の細胞の浸潤がみられるが、特にB細胞は抗体産生や抗原提示、種々のサイトカインの産生を介して、関節リウマチの病態に深く関わっていると考えら れている。このことはB細胞除去療法が関節リウマチに有効なこと、抗CCP抗体が関節リウマチの診断上きわめて高い特異性を有することからも支持されている。IgD産生メモリー B細胞は関節リウマチの病態との深い関わりが示されているIgM型リウマトイド因子や抗CCP抗体産生の前駆細胞として注目されているが、滑膜内での存在の有無、役割については ほとんど検討されていない。
本研究ではIgD産生メモリーB細胞と関節リウマチの病態との関わりについて、関節リウマチ滑膜の免疫染色、IgD産生B細胞のクローナリティーの解析を通じて検討する。このこ とは関節リウマチの病態解明だけでなく、B細胞除去療法に際し、より病態に深く関わるB細胞のみを特異的に除去する治療法への道を開くものである。
判定 承認 本報告は全員一致で承認された。
申請者 泌尿器科 医長 藤井 猛
2008−004
「骨転移を有する前立腺癌患者の一次内分泌療法に対するゾレドロン酸初期併用療法のランダム化比較試験」
申請の概要
医療行為及び医学研究の目的
内分泌療法感受性前立腺癌の骨転移症例を対象として、ゾレドロン酸を併用することによる内分泌療法奏功期間(腫瘍マーカー(PSA)および臨床症状から病勢が安定した状態) に対する有効性と安全性を一次内分泌療法との比較によって評価する。主要評価項目は一次内分泌療法抵抗性となるまでの期間(TTF)、副次評価項目は骨関連事象発現までの期 間、有害事象の発現割合、全生存期間(OS)、骨転移の広がり(EOD)、麻薬使用の有無および麻薬使用がない場合の安静時疼痛スケール変化、フェイススケール変化、QOLの変化とする。
判定 承認 本報告は全員一致で承認された。